ChatGPTの能力を拡張するプラグインとは?!メリットや使い方を解説します。

ChatGPT
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機能を拡張するツール

2022年の衝撃的な登場以降、躍進を続ける会話型AIのChatGPTですが、一方では機能的な課題や汎用性が高い故の限界も指摘されています。
間違いを回答してしまったり、最新のデータを検索できない、図表や画像を使えないといったものです。
確かに現時点ではChatGPTが対応していなかったり、完全では無かったりする部分です(敢えて機能を制限している部分もあります)。
こうした課題に対して機能を拡大させる専用ツールをChatGPTに接続して必要な能力を引き出すという使い方が出てきました。
この機能を拡張させるツールがプラグイン(拡張機能)と呼ばれるものです。
今回はChatGPT向けのプラグインの概要や接続方法、使い方について紹介します。

スマートフォンとアプリの関係

2023年5月にChatGPTプラグインズのベータ版が提供開始され、以降さまざまなプラグインが開発されています。
ChatGPTとプラグインを連携させる事で、特定分野についての精度が大幅に向上したり、できなかった作業が可能になったりします。
スマートフォンに多様なアプリを入れて便利なサービスを利用する様に、プラグインを入れる事でChatGPTをより使いやすいものにする事ができます。

既に100種類のプラグインが登場?!

ChatGPTへの接続方法(インターフェイス)は公開されているので、企業や個人が原則自由にプラグインを提供する事ができます。
実際、2023年6月5日時点で既に約100種類ものプラグインが提供されています。
提供されているプラグインの内容については別の記事を参照下さい。

機能が増える

例えば食べログのプラグインを接続するとリアルタイムの予約可能なお店を画像リンク付きで検索でき、気に入ればそのまま予約する事も可能です。
対応するプラグインを接続すれば分析結果をグラフ表示させたり、指定した画像を表示させる事も可能です。
まさに機能を拡張させるツールなのです。

対象は有料プラン利用者のみ

2023年6月時点ではプラグイン機能はChatGPTの有料プランである『ChatGPTプラス』に登録している人のみ利用可能です。
ChatGPTプラスは月額20ドルの有料プランです。
無料利用の場合、GPT-3.5というバージョンが利用できますが、有料プランになるとGPT-3.5に加えてGPT-4という最新のバージョンが利用できます。
プラグイン機能も使う事ができます。

プラグインの導入方法

ChatGPTにログインします。
画面中央のGPT-3.5とGPT-4を選択する表示でGPT-4を選択します。

選択した表示バーの下に“No plugins enabled”とメッセージが出ていればメッセージの横にある【V】をクリックします。

プラグインストア(Plugin store)の横にある矢印をクリックします。

もし表示バーの下に“No plugins enabled”というメッセージが出ていない場合は、【GPT-4】を長押しするとメッセージ画面が出てくるので画面の中の【Plugins Beta】を☑します。

そうすると表示バーの下に“No plugins enabled”とメッセージが出てくるのでメッセージの横にある【V】をクリックします。
メニューが出てくるのでプラグインストア(Plugin store)の横にある矢印をクリックします。
画面がプラグインストアの画面になります。

プラグインストアにはたくさんのプラグインと簡単な説明文が乗っています。
欲しいプラグインが見つかったら対象プラグインの【install(インストール)】ボタンをクリックします。
ChatGPTの画面に戻ってGPT-3.5とGPT-4を選択するバーの下に“No plugins enabled”では無くインストールしたプラグインのマークがあればOKです。

プラグインの使い方

プラグインを利用するにはインストールしたプラグインをChatGPTに接続する必要があります。
GPT-3.5とGPT-4を選択する表示バーの下にある、導入したプラグインのアイコンマークかあるいは“No plugins enabled”というメッセージが出ている部分の【∨】をクリックします。

インストールしたプラグイン機能の一覧が出てきます。
接続したいプラグインの横にあるチェック欄に☑を入れます。

画面を戻してプラグインのアイコンマークが表示されていれば接続完了です。

ChatGPTには一度に3つ迄プラグインを接続させる事ができます。
接続してあれば後はChatGPTをいつも通りに使うだけで、AIが内容からどのプラグインを利用するか判断して活用します。
AIがプラグインを採用している時は文頭に表示されるアイコンマークがプラグインのマークに変わっているので分かります。
中には特定の言葉を入力するとプラグインが立ち上がる「呪文方式」のプラグインもあります。

まとめ

プラグイン機能はChatGPTの活用領域を大きく拡げる、正に拡張機能です。
生産性を上げたり、情報の精度を上げたりと非常に有効な手段です。
現時点では有料利用者に限定したサービスですが、利用価値の高いものですのでその能力は知っておいても良いと思います。
是非仕事や趣味に活かして下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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