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AIツール倶楽部創設にあたって

2022年11月に会話型AI「ChatGPT」が公開*されて以降、人工知能(AI)を取り巻く状況は一変し、社会を大きく動かすほどの存在になろうとしています。
AIによって生産性が劇的に高まるという話の一方では多くの仕事がAIに取って変わられるとも言われています。
作業だけでは無く、創作的な部分・クリエイションさえAIに奪われるという味方もあります。
冒頭に表示されている美女も、実は画像生成AIによって作られた実際には存在しない女性の画像です。
また一方では新しいAIの登場が、盤石に見えていたGAFAMら巨大IT企業の勢力図にも大きな影響を与えています。
そうしたAI関連の記事を、これまでは弊社の「コイン資産倶楽部」というWebメディアの中で紹介してきたのですが、AIに関する情報をわかりやすく纏めた媒体があってもよいと感じ、今回「AIツール倶楽部」として新たに分離独立させる事にしました。
これまでの「コイン資産倶楽部」では引き続き暗号資産、NFT関連の分野を紹介し、「AIツール倶楽部」ではAI関連の分野を紹介させて頂きます。コイン資産倶楽部共々もよろしくお願いします。

*ベータ版は2022年9月に提供開始されています。

一過性のブームでは無い

米国のOpenAI社が開発した会話型AI「ChatGPT」は、公開後僅か2ヶ月でユーザー数が1億人を超えるという爆発的な成長を果たしました。
インスタグラムやTikTokなどのSNSを上回り、歴史上最速での1億人到達です。
一般ニュースやワイドショーまでChatGPTの事を取り上げる様になりました。
こうした爆発的な人気ぶりを見て、2021年の序盤に盛り上がってその後あっという間に沈静化した音声版SNSアプリ「Clubhouse」と重ねる向きも少なくありませんでした。
落合陽一さんを始めとする一部識者は、早くから今回は一過性のブームでは無い事を発信していました。
実際その通りとなり、ChatGPTを始めとする新しいAI技術は巨大な潮流となり、社会全体に影響を与える存在になってきています。

AIの大きな可能性

AIの分野は今後の社会を大きく変革する可能性を持っています。
また投資の対象としても非常に魅力的な分野です。
しかもまだ変革が始まったばかりでインターネットの黎明期に近い状況とも考えられます。
投資家としてもAI系の情報を得ておく事は損にはなりません。
更には一般の人にとってAIは生活を劇的に変化させる能力を持っています。
文章作成、画像作成に始まって多くの機能を持つツールが続々と生まれています。
何より使ってみれば一目瞭然なAIツールが既に数多く生まれているので、興味を持ってもらえればと思います。

激化するIT企業の競争

ChatGPTの台頭を受けて、巨大IT企業の動向も激しくなってきました。
マイクロソフトはChatGPTを開発したオープンAI社と連携して会話型AI「Bing」を公開しましたし、グーグルも独自の会話型AI「Bard」の運用を開始しました。
メタ・プラットフォーム(旧フェイスブック)もアマゾンもAIへの本格進出のアナウンスをしています。
中国の百度からも独自の会話型AI「文心一言(アーニーボット)」が公開されています。
大企業だけでは無く、ベンチャー企業やサードパーティの関連ツールも無数に開発されています。
優秀な人員と資金がAI分野に流れ込んでおり、革新的なサービスを生み出そうとしのぎを削っています。
間違いなく、とてもエキサイティングな分野です。

わかりやすい記事に

AIについての記事となると、一般に専門用語や難解な言葉の多い記事になってしまう事が少なくありません。
もちろんAI自体が専門性の高い分野ですし、新しい先端の情報に専門用語は付き物でもありますが、本サイト「AIツール倶楽部」では可能な限り難しい用語を減らしてなるべく専門用語に頼らずにわかりやすく紹介して行きます。
AIの面白い部分を広く伝える事に重点を置いて行きます。
著者自身は技術的な話も嫌いでは無いのですが、こうした方針のためより専門的な部分を知りたい方には少し物足りない内容になるかも知れませんが御容赦頂きたいと思います。

尚、記事の内容には正確を期す様注意していますが、記事の内容の利用や投資などについては各公式発表などを確認の上、御自身の判断・自己責任にてお願いします。

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