AI検索エンジンおすすめ6選【2024年10月版】

AI全般
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※2024.10.15.更新

検索エンジンの世界に大きな変化が⁉

ChatGPTの登場以降、AIに好意的な人達を中心としてインターネット検索のスタイルに大きな変化が起きました。
ネットで何かを調べる時に、既存の検索エンジンを使わずにChatGPTなどの対話型のAIツールを使って調べる人が急増したのです。
ネット検索の象徴だった「ググる」という言葉が次の時代には無くなっているかも知れません。
ただその一方で、ChatGPTなどの対話型AIツールは実はネット検索が苦手という指摘もあります。
確かに平気で嘘をついたり、回答を創作されたりするのでは、調べる側は困ります。
そうした課題を克服するべく登場してきたのがAIを使った検索エンジンです。
対話型AIツールと使い方も仕様も似ているので同列に紹介される事も多いですが、検索エンジンをベースにAIで今までにない機能を実装しようとしているのがAI検索エンジンです。
基本的にどの検索エンジンも無料で使えるので興味のある方はぜひ触ってみて下さい。
今回は、今後の大きなトレンドにもなってきそうなAI検索エンジンを紹介します。
尚、ChatGPTを始めとする対話型AIツールについては別の記事を参照下さい。

Google検索+Gemini

■名称 Google検索
■種別 検索エンジン
■開発 グーグル
■HP  https://www.google.com/

Google検索は5年前には世界の検索エンジンの95パーセント近くのシェアを握っていた絶対王者であり、グーグルの収益の核である広告収益を支える最重要事業です。
しかしながらChatGPTやマイクロソフトのBingなどの台頭が影響を与え、直近ではグーグル検索はシェアを80パーセント強ほどに落としています。
それでも圧倒的なシェアを握っている事には違いが無いのですがグーグル首脳陣の危機感は強く、その危機感が対話型AIツール「Gemini」の公開にも繋がっています。
グーグルではGoole検索にGeminiの機能を融合しようとしており、順次Google検索にGemini ボタンを追加しています。

Perplexity AI検索エンジンの方向性を決めたツール

■名称 Perprexity
■種別 検索エンジン
■開発 Perprexity
■HP  https://www.perplexity.ai/

Perplexityは最新のAI技術を組み込んだ検索エンジンです。
従来の検索エンジンよりも検索の内容が深く、今後のAIを実装した検索エンジンの方向性を示したツールとして高い評価を得ています。
検索頻度の高いコアユーザー達の間ではメインツールをChatGPTからPerplexityに変えたという声も数多く上がりました。
Perplexityはリアルタイムの情報を収集して質の高い回答を示すと共に、検索結果の情報ソースも明示して精度を担保します。
誰でも無料で使う事ができ、日本語にも問題無く対応します。
開発したパープレキシティ社は、元グーグルのAI研究者らによって2022年に設立されたスタートアップ企業です。
巨額の資金調達にも成功しており、今後の進化にも期待が持てます。

Gen Spark 現在最強⁉の呼び声高い最新のAI検索エンジン

■名称 GenSpark
■種別 検索エンジン
■開発 Gen Spark(米国)
■公開 2024年
■HP  https://www.genspark.ai/

Gen Sparkはゲンスパーク社(米国)が開発したAI検索エンジンです。
AI検索エンジンとして評価が高いPerplexityをも凌ぐ性能だとコアなAIユーザー達の間で相当な話題になっています。
検索をすると複数の視点から検索内容を深堀し、必要と思われる情報を構築してくれます。
創業者のエリック・ジンCEOは2023年10月までBaidu(百度)でスマートフォンとスマートスピーカー部門のトップを努めていた人物です。

Bing マイクロソフトが反撃の狼煙をあげた検索エンジン

■名称 Bing
■種別 検索エンジン
■開発 マイクロソフト
■公開 2023年2月7日
■HP  https://www.bing.com/

グーグル検索が圧倒的なシェアを握る状況の中でマイクロソフトの検索エンジンは存在感を示せずにいましたが、オープンAIの開発したChatGPTの登場によって攻勢に転ずるチャンスを得ました。
マイクロソフトはオープンAIに投資して提携関係を築いていたことからGPTを実装した検索ツールを開発しました。
それが2023年2月に公開された検索エンジンプラットフォームの「Bing」です。
従来型の検索窓に加えて、タブで会話型AIツール「Copilot」に切り替えられる構成となっており、直感的に使いわけがしやすく、人気ツールとなりました。

SearchGPT オープンAIが自ら開発する検索エンジン

■名称 SearchGPT
■種別 検索エンジン
■開発 OpenAI(米国)
■公開 2024年7月25日
■HP  https://openai.com/index/searchgpt-prototype/

SearchGPTは、ChatGPTを生み出したオープンAIが2024年7月に発表したAI検索エンジンです。
2024年8月時点では一般公開はされておらず、ウェイトリストに登録したユーザーに対して順次プロトタイプ版が提供される形になっています。
検索エンジンの機能としてはPerplexityと非常に近く、革新性が足りないというネガティブな意見もありますが、機能が同等ならば抱えるユーザー数の多いオープンAIの方が検索の質を上げて行きやすいとの指摘もあります。
正式な公開が待たれる検索エンジンです。

Felo 世界中の情報を取りに行ける日本発のAI検索エンジン

■名称 Felo
■種別 検索エンジン
■開発 Sparticle(日本)
■HP  https://felo.ai/search

Feloは日本のAIスタートアップ企業Sparticle社が開発した検索エンジンです。
複数の検索プラットフォームを網羅して、単一の検索エンジンでは見つからないような情報も発見して提供してくれます。
検索結果は即座にユーザーの言語に翻訳されます。
誰でも無料で利用する事ができます。

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