画像生成AIツールおすすめ14選【2024年10月版】

画像生成
スポンサーリンク

(2024.10.15.更新)

職人でなくても精緻な画像が生成できます

生成AIツールの中でも人気が高く、目覚ましい成果を挙げている分野の一つが画像生成AIツールの分野です。
SNSなどで流れてくるAI美女の精緻な画像に驚いた経験を持つ方も少なくないでしょう。
画像生成AIの初期にはいわゆる「職人」がたくさんの時間と労力を注ぎ込んで試行錯誤を重ねて画像を生み出していたのですが、生成AIの進化は凄まじく、現在ではより簡単に精緻な画像を生成できるようになっています。
もちろん女性だけでは無く、男性、動物、風景などあらゆるものを生成できるようになっています。
今回は汎用型の画像生成AIツールを紹介します。
尚、機能や用途を特化した画像生成AIについては別途まとめさせて頂きます。

Stable Diffusion 画像生成AIツールの老舗にして代表格

■名称 Stable Diffusion
■種別 画像生成AIツール
■開発 Stability ai
■公開 2022年8月公開
■HP  https://stability.ai/

Stable Diffusionは英国のスタートアップ企業、スタビリティAI社が開発した画像生成AIツールです。
ChatGPTの登場よりも早い2022年8月には最初のモデルが公開されている画像生成ツールの象徴的な存在で安定した人気を誇っています。
2024年10月15日時点では以下のモデルが提供されています(上段が上位モデル)。

・Stable Diffusion 3 Medium
・Stable Diffusion XL Turbo
・Stable Diffusion XL

Midjourney 画像生成AIツールの定番

■名称 Midjourney(ミッドジャーニー)
■種別 画像生成AIツール
■開発 ミッドジャーニー
■公開 2022年7月公開
■HP  https://www.midjourney.com

ミッドジャーニーはステーブル・ディフュージョンと共に画像生成AIを牽引してきた代表的なAIツールです。
元々クリエイター向けに開発されていて、AIの学習に絵画や彫刻などのウェイトが高かったと言われています。
以前はDiscordというサービスを使って画像を生成する必要がありましたが、Web版のサービスも提供されるようになり、利便性は上がっています。
但しWeb版の利用対象者には制限が設けられており、一般のユーザーはDiscordのサービスを経由して画像を生成する必要があります。
以前は無料でも利用できたのですが、2023年3月に無料プランが終了し10ドル/月〜の有料プランに入る必要があります。

Leonardo AI 無料でもたくさん使える高画質のAIツール

■名称 Leonardo AI
■種別 画像生成AIツール
■開発 Leonardo Interactive Pty Ltd
■公開 2023年9月
■HP  https://leonardo.ai/

Leonardo AIはシドニーに拠点を置く同名のAI企業が開発した画像生成AIツールです。
生成画像の質が高く、商用利用が可能なことでも人気の画像生成AIツールです。
毎日ログインすると150トークンが付与されるので無料でもかなりの枚数を生成する事ができます。

Flux.1.1 画像生成AI最強の声も多い高画質ツール

■名称 Flux.1/Flux.1.1
■開発 Black Forest Labs
■公開 2024年8月1日
■HP  https://blackforestlabs.ai/

Flux.1はスタビリティAIの開発者らが立ち上げたブラックフォレストラボ社(ドイツ)が開発した画像生成AIツールです。
画像生成能力が高く、指示に対して忠実に画像を生成する能力にも優れています。
2024年10月時点では最強の画像生成ツールとの声も多いAIツールです。
2024年10月15日時点では以下のモデルが提供されています(上段が上位モデル)。

・Flux.1[Pro]⇒Flux1.1[Pro]
・Flux.1[Dev]
・Flux.1[Schnel]

Proは商用利用向け高性能モデル、Devは非商用向け、Schnellは個人利用向けの高速モデルと位置づけられています。
Flux.1はWebサービスなどの形式では無くオープンソースで公開されており、基本的にはソフトをPCなどにダウンロードして使う形を想定しています。
画像1枚につきProなら0.05ドル、Devなら0.025ドルといった形で費用が掛かります。
ダウンロードして利用する場合にはPCのスペックなどもそれなりに必要になりますが、Hagging Faceなどのプラットフォームを使ってクラウドで利用する事もできます。
更に言うとglif appというプラットフォームサービスではWeb上で、しかもFlux.1 Proを無料で利用する事ができます。
またxAIの提供するGrokにも画像生成機能としてFlux.1が実装されることになりました。
更に2024年10月2日、最新モデルのFlux1.1[Pro]が公開されました。
Flux1.1[Pro]はFlux.1[Pro]の6倍の生成速度を実現しながらも、画質や指示への忠実性が大きく向上しおり、外部機関の画像生成モデルランキングでも1位を獲得するなど高い評価を得ています。

DALL-E3 オープンAIが開発。ChatGPTで使える画像生成ツール

■名称 DALL-E3(ダリスリー)
■種別 画像生成AIツール
■開発 オープンAI
■公開 2023年10月公開
■HP  https://openai.com/index/dall-e-3/

DALL-EはChatGPTを生み出したオープンAIが開発している画像生成AIツールです。
現在の最新バージョンはDALL-E3(ダリスリー)となっており、前バージョンのDALL-E2から飛躍的な性能の向上を見せています。
DALL-E3はオープンAIの会話型AIツール「ChatGPT-4」に実装されており、ChatGPTで会話形式で指示を出しながら画像を生成する事ができます。
ChatGPT-4は2024年8月から無料でも利用できますので、DALL-E3も無料で使える事になります。
但し無料プランの場合は一日2枚までです。
画像生成AIが苦手としてきた画像への文字の挿入能力もかなり高く、アルファベットや数字であれば画像に組み込む事ができます。
漢字やひらがなの組み込みにも対応していますが精度はやや落ちるかなという感想です。

Adobe Firefly アドビが開発する高機能・高画質のツール

■名称 Adobe Firefly
■種別 画像生成AIツール
■開発 Adobe
■公開 2023年3月公開
■HP  https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html

Adobe Fireflyは、PhotoshopやIllustratorといった画像・動画編集系ソフトを多数抱えるアドビが提供する画像生成AIツールです。
生成画像の品質が高く、画像の編集機能も豊富です。
無料プランと有料のプレミアムプラン(680円/月)があります。
無料プランの場合は毎月25クレジットが付与されますが、生成した画像には透かしが入ります。

Sea Art 簡単に高画質の画像を生成できる日本でも人気のツール

■名称 Sea Art
■種別 画像生成AIツール
■開発 STAR CLUSTER PTE. LTD.
■HP  https://www.seaart.ai/ja

Sea Artは、シンガポール発のスタークラスター社が提供する画像生成AIツールです。
技術的にはStable Diffusionをベースにしています。
高品質な画像を簡単に生成できる点に定評があります。
日本語入力もでき、日本人のモデルも生成しやすいので日本での人気が高いツールとなっています。
無料プランの他、2.39ドル/月〜のVIPプランもあります。
ただ無料でも毎日150クレジットまで付与されます。
スタンダードモードであれば画像生成1枚につき1クレジットほどの消費なので無料プランでも相当な量を利用できます。

Playground AI 画像からの画像生成にも強い隠れた有料AIツール

■名称 Playground AI
■種別 画像生成AIツール
■開発 Playground
■HP  https://playground.com/

Playgrround AIは米国プレイグラウンド社が提供する画像生成AIツールです。
豊富なテンプレートを持ち、デザイン性の高い画像生成なども得意です。
また画像を基に画像を生成するimg2img機能の質の高さに定評があります。
日本語対応では無い事から日本での知名度が高いとは言えませんが、非常に魅力的な画像生成ツールです。
Playground AIには無料プランと15ドル/月〜の有料プランがあります。
無料プランでも1日最大100枚の画像を生成できるので十分に楽しめます。

Imagen 3 グーグルが遂に一般公開した画像生成ツールの新モデル

■名称 Imagen 3
■種別 画像生成AIツール
■開発 グーグル・ディープマインド
■公開 2024年5月
■HP  https://deepmind.google/technologies/imagen-3/

Imagen 3はグーグルが2024年5月に発表した画像生成ツールです。
一般向けには8月から米国を皮切りに順次公開されています。
前バージョンのImagen 2は他の画像生成ツールに比べてやや能力が劣っているとの指摘もありましたが、Imagen 3になって格段に性能がアップしました。

Clip Drop StableDiffusionや多彩な機能が使える画像系プラットフォーム

■名称 Clipbox
■種別 画像生成ツールプラットフォーム
■展開 INIT MIL(仏)
■HP  https://clipdrop.co/

ClipboxはStableDiffusionや多彩な画像系AIツールが無料で使える画像生成系のプラットフォームです。
画像を拡張したり、顔を入れ替えたり、手書きのスケッチから画像を生成したりと多彩な機能が楽しめます。
フランスのINIT MIL社が提供しています。

OpenArt 多くの画像生成ツールを利用できるAiプラットフォーム

■名称 OpenArt
■種別 画像生成ツールプラットフォーム
■開発 OpenArt ai
■HP  https://openart.ai/

OpenArtも多くのツールを利用できる画像生成ツールのプラットフォームです。
StableDiffusion XLなどの画像生成ツールを無料で利用する事ができます。

glif 話題のFlux.1Proも利用できる画像生成系ぷらっとフォーム

■名称 glif
■種別 画像生成ツールプラットフォーム
■開発 Spellcasters Inc
■HP  https://glif.app/glifs

話題のFlux.1Proなど最新の画像生成ツールが無料で使えるプラットフォームです。
Flux.1 Proは人気の画像生成ツールですが、本来は有料でしか利用できないものなので、無料で使えるのは嬉しいですよね。

Kolors 中国発、アジア系人物に強い画像生成ツール

■名称 Kolors
■開発 Kuaishou Technology社(快手科技)
■公開 2024年7月6日
■ツールサイト(Hagging Face)
 https://huggingface.co/spaces/gokaygokay/Kolors

Kolorsは中国のKuaishou Technology(快手科技)社が開発した画像生成AIツールです。
特に中国語特有のニュアンスを掴んで画像生成する能力に優れています。
公式には英語と中国語をサポートとなっていますが日本語にも問題なく対応します。
アプリをPCBなどにダウンロードして使うタイプのツールですが、AIツールプラットフォームのHagging Faceを使えばWeb上で無料で利用する事ができます。

ideogram2.0 英語テキストの組み込みに強みを持つ画像生成AIツール

■名称 ideogram2.0
■種別 画像生成AIツール
■開発 Ideogram AI
■公開 2024年8月21日
■HP  https://ideogram.ai/

idepgramは元Google Brainの研究者が設立したIdeogram AI社が開発した画像生成AIツールです。
同社は2024年8月21日、最新バージョンのideogram2.0を発表しました。
前バージョンに比べて生成される画像の質が格段に上がり、定評のあったテキスト文字の表示能も大幅に向上しています。
画像内の看板やタイトルなどに文字を自然に組み込む能力が高く、英語であれば容易に生成する事ができます。
無料プランでも1日10枚のクレジットが提供されるので、無料でも継続的に利用する事ができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました