圧倒的な人気の音楽生成AIツール

SunoAIはテキストから音楽を生成する事ができる革新的なAIツールです。
音楽制作の知識がなくても簡単にボーカル入りの楽曲を生成する事ができます。
テキストで曲の簡単なイメージを入力するだけでAIが自動的に楽曲を生成してくれます。
日本語にも対応でき、無料でも多くの楽曲を生成できるなど魅力が多く、音楽生成AIの中でも圧倒的な人気を誇っています。
今回はSunoAIの概要から使い方、料金、著作権の問題などを詳しく紹介します。
誰もが音楽クリエイターになれる⁉️
SunoAIはスタートアップ企業のSuno社が展開する音楽生成AIツールです。
jazz、rock、EDM、J-POP、K-POPといったあらゆるジャンルの楽曲をボーカル付で生成する事ができます。
もちろん、ボーカル無しのインストゥルメンタルの曲も生成可能です。
自分が用意した歌詞に曲を付ける事もできますし、歌詞も含めて全て生成して貰う事もできます。
明確な音楽ジャンルでなくてもCafeミュージックといった抽象的なリクエストにも応えてくれます。
日本語での指示もできますし、日本語の歌詞も問題無く生成可能です。
楽曲の質も高く、誰もがクリエイターになれる時代を感じさせるAIツールです。
SunoAI V4
SunoAIは元々人気のツールでしたが2024年11月24日に最新バージョンのV4が公開され、音楽生成の質が更に向上すると共に多様な音楽スタイルに対応できる様になりました。
V4モデルは、より自然で人間らしい音楽を生成することができます。
当初V4モデルは有料プランだけに公開されていましたが、現在は無料プランにも公開されています。
SunoAIの使い方
SunoAIの使い方は非常にシンプルです。
まずはSunoAIのサイトにアクセスしサインアップします。
メールアドレスとパスワードで設定する方法もありますが、グーグルアカウントがあればグーグルのアイコンをクリックしてグーグルアカウントで設定するのが簡単です。
楽曲の生成
サインアップができたら楽曲を生成してみましょう。
画面の指示に従って曲の説明を入力します。
PC画面の場合はホーム画面左側にある【Create】ボタンを押します。
スマートフォンの場合は中央下にある【♫】マークを押すとCreate画面が表示されます。
実は極端な話をすると画面の【SongDescription】の欄に例えばRockとかJ-POPなどと入力して【CREATE】ボタンを押すだけで楽曲を生成する事ができてしまいます。
簡単ですね…w。
でも本当にこれだけでヴォーカル入の本格的な楽曲になってしまうんです。
RockやJ-POPの代わりにCafeミュージックとか、春の歌とか曖昧なリクエストを入れても大丈夫ですし、カンマ【,】で続ける事で複数の要素をリクエストしてもOKです。
一度に2曲生成されます
【Create】ボタンを押すと1分〜数分程度で同じテーマの楽曲が2曲生成されます。
1回の操作で生成された2つの曲は歌詞は同じものでメロディが変わります。
V4でだいたい3分弱〜4分程度の楽曲が生成されます。
タイトルを指定していなければ自動でタイトルも考えてくれます。
再生ボタンを押すと直ぐに生成した曲を聞く事もできます。
曲のタイトル横にある【Extend】ボタンを押すと曲の続きを作って長くすることもできます(クレジットを消費します)。
毎日クレジットが補充されます
SunoAIでは最初にサインアップをすると50クレジットが付与されます。
1曲楽曲を生成する度に5クレジットが消費されますが、実際には一度に2曲ずつ生成されるので1回の操作で10クレジット、5回(10曲)生成する事ができる事になります。
但しSunoAIの無料プラン(ベーシックプラン)では翌日以降にログインするとまた50クレジットまで補充されます。
つまり毎日10曲迄生成できる仕組みになっています。
商用利用のガイドライン
SunoAIで生成した曲を商用利用できるか、著作権がどうなるかが気になる方も多いと思います。
SunoAIのガイドラインではSunoAIの有料プランで生成された楽曲の商用利用を認めています。
商用利用にはYouTubeでの収益化やSpotify、Apple Musicといった音楽ストリーミングサービスへの楽曲アップロードを含みます。
そのためユーザーは生成した楽曲を多様なプラットフォームで活用し収益を得ることが可能になります。
広告や映画、テレビ番組、ポッドキャストでの楽曲使用も商用ライセンスに含まれているので、幅広い商用展開が考えられます。
またSunoAIの有料プランを利用するとユーザーは生成した楽曲の著作権を取得し、楽曲の所有権が明確にユーザーに帰属するとされています。
ユーザーは自分の創作物を自由に管理し、商業的な利用を進める事ができます。
注意点としては、無料プランの時に生成した楽曲については、生成後に有料プランに移行しても商用利用が認められないという点があります。
SunoAIの料金プラン

SunoAIの料金には以下のプランが設定されています。
・ベーシックプラン(無料)
・プロプラン (10ドル/月)
・プレミアプラン(30ドル/月)
・学生プロプラン(5ドル/月)
尚有料プランは年払いにすると20%割引になります。
ベーシックプラン(無料)
無料のベーシックプランでは1日に50クレジットが付与され、楽曲を生成するとクレジットが消費されますが、翌日には50クレジットまで補充されます。
毎日クレジットが補充されるので、個人で楽しむ分には無料でも十分に楽しめるのではないでしょうか。
プロプラン(10ドル/月)
有料のプロプランになると毎月2,500 クレジット(500曲分)が付与さる他、最新モデルへの早期アクセスや10個分の楽曲生成の同時実行などができる様になります。
また商用利用も可能になるのも大きな違いです。
商用利用にはYouTubeでの収益化やSpotifyへの楽曲アップロードなどが含まれます。
プレミアプラン(30ドル/月)
プレミアプランになると毎月10,000クレジット(2,000曲分)が付与されます。
プロプラン同様に商用利用も可能です。
2,000曲となるともう人が作れるペースでは無いですね。
大量の楽曲を生成し、商用利用を積極的に行いたいユーザーに向けたプランと言えるでしょう。
プレミアプランでは追加のクレジット購入も可能であり、いくらでも楽曲が生成できる環境になります。
生成の優先度も高いので、より効率的に音楽制作を進めることができます。
まとめ
SunoAIは日本語を含む多言語に対応しており多様な言語での楽曲生成が可能です。
バージョンが上がる事に音の質も楽曲の質も向上しており、魅力を増しています。
良い面もあればそうでは無い影響もあるでしょうが、新しい音楽の在り方として音楽生成AI・SunoAIを使ってみるのも良いと思いますよ。
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