TwitterがXに変更?!イーロン・マスクの目的とYoshiki氏の困惑を解説。

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Twitterに激震‼

ソーシャルネットワークサービス(SNS)の世界に激震が走っています。
旧ツイッター社を買収し傘下に収めたイーロン・マスク(Elon Reeve Musk)氏が「Twitter」ブランドの使用を終了し、新たに「X」という名称に変更するとの意向を発表しました。
日本での人気の高い世界的なSNSのTwitterが大きな岐路に立たされています。
Twitterに何が起こり、Twitterがどうなるのか近況を追います。

約4億人のユーザーを抱えるSNS

Twitterはジャック・ドーシーらによって開発され、2006年7月に公開されたサービスです。
文字数に制約があるが速報性の高いツールとして人気を博し、世界で約4億人のユーザーを抱えています。
とりわけ日本での人気は高く、国内ではLINEにつぐユーザー数を誇る代表的なSNSとして利用されています。
但し世界市場ではFacebookやWhatsApp、TikTokなどに遅れをとっており、世界のSNSユーザー数ランキング*でも15位前後という位置に留まっています。
Twitterを運営していたツイッター社も経営不審が続き、2022年10月にはイーロン・マスク氏に買収され、マスク氏がCEOに就任しました。
その後ツイッター社はニューヨーク証券取引所への上場を廃止して非上場会社になり、2023年4月にはマスクが経営するX社と合併する形で吸収されました。

*世界のSNSユーザー数ランキング

イーロン・マスク氏のツイート

2023年7月24日、イーロン・マスク氏は自身のTwitterで「まもなくTwitterブランドに、そしていずれは全ての鳥たちにも別れを告げることになる」と発信し、欧米各国にニュースが流れました。
鳥たちとはツイッターのトレードマークである青い鳥を指すと考えられ、実際TwitterのロゴマークはXのデザインに書き換えられました。
運営会社もX社へと変更されます。

イーロン・マスクが好む「X」

「X」はイーロン・マスク氏が好んで使う名称で、宇宙ロケット開発企業「スペースX」や人工知能(AI)開発企業の「xAI」などにその名を付けています。

オールインワン型のスーパーアプリ

マスク氏はツイッター社を買収した当初から単なるメッセージアプリやSNSではなく、決済機能や動画視聴・配信機能など多様な機能を全て備えた総合アプリ=スーパーアプリを実現したいとの志向を明らかにしており、Xへの移行はその動きを加速させたいマスク氏の思いを象徴するものと考えられます。

困惑⁉するX JapanのファンとYoshiki氏の反応

TwitterからXへの名称変更の話は当然日本でも大きなニュースとなりました。
そこで日本ならではの問題が持ち上がりTwitter界隈を駆け巡ります。
ツイッター社の日本法人の名前はツイッター・ジャパン(Twitter Japan)だったため、TwitterがXに変わるならTwitter JapanはX Japanに変わるのでは⁉というものでした。
X Japanと言えば90年代に全盛を誇った伝説のロックバンドX Japanです。
世界的経営者の展開する戦略と今尚熱狂的なファンを持つロックバンドとのまさかのバッティングにSNSは盛り上がり、X JapanがTwitterのトレンド入りを果たす事態になっています。
X JapanのリーダーだったYoshikiさんも「#XJAPAN 商標登録してあると思うけどなー  I think it’s already trademarked.」とツイートし、大きな波を起こしました。
おそらくは困惑というよりはシャレを込めたツイートだと思いますが、X Japanの商標登録問題の行方にも注意して行きたいですね。

まとめ

イーロン・マスク氏が経営を掌握してから10ヶ月ほどの間にツイッター社の置かれた状況は激変し、ツイッターの名称が消滅しようとしています。
Twitterを生み育てて天才起業家と称されたジャック・ドーシー氏はツイッター社の株式売却に際して「イーロン・マスクが唯一の信頼できる解決策だ」と発言していました。
Twitterの消滅を前にドーシー氏の心中は穏やかでは無いでしょう。
いずれにしても流れが止められないのであればTwitterから進化したXが多くのユーザーに愛されるスーパーアプリになる事を期待しましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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