グーグルのBard日本語版に実装された拡張機能とは?!GmailやYouTubeと連携できる新機能を解説します。

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グーグル Bardの大型アップグレード

2023年12月18日、グーグルの会話型AIサービス「Bard」の日本語版で大幅なアップデートが実施され、Bardの拡張機能が実装されました。
BardをGmailやグーグルマップ、YouTubeなどグーグルの各サービスとW連携できる機能です。
ChatGPTやマイクロソフトのBingには無い、グーグルならではの強力な武器を得て本格的な攻勢に出ようとしています。
グーグルの最新生成AIモデル「ジェミニ・プロ(Gemini Pro)」のBard日本語版への実装も秒読みとなっています。
そこで今回はグーグル Bardの概要から最新情報までを解説していきます。

Bardの概要

グーグルの会話型AIサービスBardは2023年3月11日に英語での試験運用が始まり、同年5月10日には日本語と韓国語での提供が開始されました。
グーグルが日本と韓国の市場を重視している事が伝わります。
無料版のGPT3.5では2023年4月までの情報にしか対応しないChatGPTに対して、Bardはインターネットの最新情報にアクセスできるウェブブラウジング機能を実装しています。
そのためChatGPTと比べて最新情報に強いという強みを持っています。
Bardはネットの情報にアクセスしている状態でも回答速度が早いという点も魅力です。

Bardエクステンションズ(Bard Extentions)

2023年12月に実施されたBard日本語版のバージョンアップ。
その最大の魅力は、何といっても拡張機能「Bardエクステンションズ(Bard Extentions)」の実装です。
BardエクステンションズはBardをグーグルの多様なアプリやサービスと連携できる拡張機能です。
事前に必要な設定をしておけばGmail、Googleドキュメント、Googleドライブ、Googleマップ、YouTubeといった皆さんが日々利用しているGoogle ツールから関連情報を検索してBardの回答欄に表示させる事ができます。
あるいはBardとやり取りした内容をGoogleドキュメントにエクスポートしたり、Gmailを起動させて内容をそのまま使うことなども簡単にできるようになります。

事例: 旅行の計画

事例としてグーグル・ジャパンの公式ブログでは友人と複数人で旅行(富士登山)を計画するケースを挙げています。
これまでであれば、多くのサイトを開いて複数のサービスやアプリを調べてプランを立て、連絡を取り合って計画を組むような形が多かったと思います。
拡張機能を活用すると、以下の項目をすべてBard とのやり取りだけで完結するできます。

・Gmailのメールから全員が都合良い日程を探して日程を組む
・Bardに最新のフライトとホテルの情報を検索するように質問して、回答を貰う
・Google マップで空港までの道順を確認する
・空港でのアクティビティに関するYouTube 動画を視聴する

Bardの始め方

さてBardの機能が拡充したのはわかったけどそもそもBardを使ったことが無いという方もいると思いますのでまずはBardの使い方を解説します。
BardはGoogleアカウントがあれば原則無料で使うことができます。
Bardのサイトページにアクセスして、Googleアカウントを使ってサインインするだけでBardは直ぐに利用できます。
サイトにはグーグルのブラウザである Chromeでアクセスするのが一番勝手かいいとは思いますが、他のブラウザでも使う事ができます。

Bardエクステンションズ(Bard Extentions)の設定

Bardエクステンションズの機能をフルに使うには、事前にBardとGmailの設定をしておく必要があります。
はじめにBard側の設定で。
Bardの画面のトップページ右上にコブ付きの斧の様なアイコン(拡張機能アイコン)があります。
アイコンを押すと設定画面が降りてきて連携できるツールが並んでいます。
ここで各サービスを連携するか否かを設定できます。
Google workspaceの部分だけが最初はオフになっていると思いますが、ここをオンにするとポップ画面が開いてGmailとGoogleドライブとGoogleドキュメントを連携しても良いかを聞いてくるので
OKすると連携できます。

次にGmail画面です。
Gmailを開いて画面右上にある設定ボタンを押します。
【全ての設定を表示】を押して出てきた画面から【他のGoogleサービスのスマート機能とパーソナライズをオンにする】の欄に☑を入れます。
ポップ画面の下にあるパーソナライズボタンを押した後に【変更を保存】を押して連携完了です。

以上で連携の設定は完了です。
Bardがグーグルの各種ツールと連携できるようになります。

個人情報の扱いは大丈夫か⁉

さてBardがグーグルのサービスと連携するようになると個人情報が利用されてしまうのではないかという懸念を持つ人もいるかと思います。
特にGmailとの連携には不安を持つ人もいるでしょう。
一応グーグルのアナウンスを確認してみると、
Bardをグーグルの各サービスと連連携してもBardの機械学習技術の向上には使用されませんと明記されています。

まとめ

Bard日本語版は拡張機能の実装によっていよいよグーグルの独自色を出してきました。
グーグルの既存のサービスと自由に連携できる事はさまざまな利便をもたらす事になると考えられます。
グーグルの最新生成AI「ジェミニ・プロ(Gemini Pro)」の実装秒読み段階になっており、ChatGPT+マイクロソフトへのグーグルの攻勢がますます強まりそうですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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